弥勒山のお寺に泊まって私が変わったこと

弥勒山のお寺に泊まって私が変わったこと

神社仏閣が好き

 

人によっては子供の頃よく遊んだ近所のお寺だったり、修学旅行で行った京都のお寺だったりするのでしょうが、私の場合は特別です。

 

祖母が霊友会に入っていました。私はお婆ちゃん子だったので当然入信させられていました。小学生の頃は意味も分からずお経を唱える真似事をしたり、港区の麻布台にある釈迦殿に行ったりしたぐらいでした。

 

状況が変わったのは中学に上がった時でした。どういう経緯でそうなったのかは大昔のことなので覚えてはいませんが、私は霊友会の施設である、弥勒山という所まで泊りがけで修行に行くことになったのでした。

 

弥勒山のある静岡県茂郡東伊豆町大川までは大型バスで行くことになりました。ここで悪夢のような出来事が起きました。私は強烈な尿意を催したのです。

 

バスガイドのお姉さんに言うと「もう少しで休憩でサービスエリアに着くから我慢して」と言われました。

 

そう言われても我慢の限界をとうに超えていた私は、バスの一番前のところに立ち、股間を押さえてモジモジしていました。もう恥も外聞もなかったのです。どうせ知っている人間もいませんでしたから。

 

サービスエリアに着いた瞬間、トイレ目掛けて走りました。あの時の速さは、恐らく生涯で一番だったと思います。

 

そしていろいろあってようやく着いた弥勒山は本当に広々していて立派でした。同い年の中学生が全国から集まっていたので、いろいろな方言が飛び交っていて凄く独特な雰囲気でした。

 

2泊3日の修行を終えて帰途についた私は、帰り道で死んでいるセミに対して、無意識に手を合わせていました。