神社仏閣

お寺にお泊まり体験

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実家が浄土真宗の真宗大谷派で、子供の頃から近所のお寺での日曜学校に通っていました。子供ながらに小さな数珠を持ち、お経を唱えるということをしていました。小学校の高学年になった時、春休みに本山である京都の東本願寺へ泊りに行くことになりました。

 

東本願寺には一般の人が利用できる宿坊施設は併設されていませんが、檀家を通じての行事に参加をしたため、日本全国からたくさんの小学生が集まって畳敷きの大広間に泊まっていました。宿泊中に自分が食べる分のお米を袋に入れて持って行ったことを覚えています。

 

本堂でお話を聞いたり、みんなでお経を唱えたりということはもちろんのこと、板張りの廊下の雑巾がけをしたり境内の掃除をしたりと、まるでアニメの一休さんで見ていたようなことをしました。

 

一泊二日の日程で滞在をしたのですが、みんなで協力して作った精進料理の夕食を食べ、お風呂に入った後にしたことは肝試しでした。東本願寺は周囲を壁に覆われた大きな境内を持つお寺ですから外からの電気は届きません。

 

境内にあるのは柔らかい落ち着いたと言えばいいですが、どちらかと言えば暗い灯りのみです。本堂からつながる灯りのない廊下を間隔をあけて一人ずつ渡りました。長い廊下をびくびくしながら歩いていても後ろから順番を待つ人の声は聞こえてきますが、広い境内からは音は聞こえてきません。

 

怖かったので声も出せずにただキョロキョロしながら頑張って歩き、廊下を渡り切ったところで友達たちを見つけてから声が帰ってきたようでした。お寺での肝試しなどという珍しい経験は一生忘れることが出来ない思い出です。